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"XXI"Trakhtn

考えよ人類、世界はおまえの外ではない、すべて内包している

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  1. 神を外部に求め、他人の造った偶像で満足して、崇拝していては、なんの成長もしていかない。自らの中に眠る神の遺伝子、神の細胞、つまり神経を見いだせていない故か?
  2. 神が存在するか、と聞かれれば、わたしはその時々によって、はい、か、いいえ、かの、もしくは、灰だと、どちらつかずと答えるであろう。肯定の黒と否定の白
  3. 絶対的な神性、は人の奥底に眠っている。それらは時に応じて「集合的無意識」もしくは「個人的無意識」と称される。もしくはそれよりも表層か。どちらにせよ、あなたも神の一種であり、神の細胞を持ち合わせている、故。
  4. 自分の奥底に眠る自分に、気づいていないうちは他人の造った偶像を崇めてもいいのだろう。それよりほかに道がない、のは経験したことゆえ。気づいたならば、他人の造った偶像、肉体から脱却するのだ。
  5. 神は世界ほどに存在が不確かだ。しかし確かにそこにいる。
  6. 他人の造った偶像と、自分の中に元々あった偶像を混同しているものの多いことよ。そして、大抵は気づかずにいて、神経を腐らせていく
  7. いつまでも内部の神性は停止したような感情の目で、人間を見つめている。その目に浮かぶものがなんなのか、それは見られている人間にしか理解できない、接することもないのだから。それは求められたとしても、求められている限りは姿を現すことはない。
  8. わたしは内部の神性ではない。
  9. 神性も、肉体を持っている。その肉体は時折「言葉」として表現される。定義によって枠を、理論によって重たい鎧を、無実の罪によって科されることとなった哀れな存在、であり、非存在。言葉に表されるほどに表出しているのならば、存在。
  10. 非存在は「N/A」によって表されるほかない。
  11. 世界は人間の見た夢。そこに映っているのは人間の見た夢。その夢から抜け出す事はできない。ディレクトリ構造のように。人間は夢の中で夢を見る。人間の見た夢。人間が見た夢。人間は夢の登場人物。足掻くしかないもの。足掻くしかないから、努力をする。足掻くしかないから、試行錯誤する。
  12. この世に闇などないのだが。この世に光などないのだが。全ては空である。虚構である。
    認識することそのものが虚構であり自分の存在も虚構である。
  13. 集合的無意識の海に立つ。意識の海ではなく全ての人と繋がった空間へ。海へ。人間の本質とは、氷山の一角である意識の奥深く、所謂無意識であると見出した。無意識の世界こそが、自律神経と内分泌系から見た世界こそが人間の本質である。かくも不思議である。人間は興味深い。その深淵に触れるのは恐ろしいか。
  14. 深淵に触れれば全てが手に取るようにわかる「感覚」を得ることができる。
    実感ではなく感覚であることに着目せよ。全てが手に取るようにわかるというのは「妄想」である。
    つまり人間は自らの殻を超えてはいけない。超えてしまえば戻れない。常人には戻れない。
    超能力的な力が欲しければ、人を超える覚悟があるのならば、自らの殻を破ってもいい。
  15. もしあなたが人を超えると言うのなら、わたしの話は忘れ去らねばならない。それも偶像だからだ。見なかったこととしていただきたい、きっかけだけが残っているのだ。
  16. 内部の神性は、人類の滅亡と運命を共にしている。
  17. 今に。
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